受験生に向けての一時休校期間中の過ごし方についてお知らせします。
受験生のみなさん(中学受験・高校受験・大学受験問わず)は、復習に重点を置きながら、予習もバランスよく進めていきましょう。
特に、英単語、漢字やことわざなどの言葉の知識、計算の仕方、理科や社会の暗記事項など、覚えていなければ解けない問題があるものから復習していきましょう。
適性検査型試験や大学共通テストなど、知識活用の力が問われる問題が増えてきています。そのような問題に対処するために、復習をしながら「なぜそうなるのか」を研究してみてください。また、考え方や意見を自分の言葉で説明する力も必要になるので作文の練習もよいかもしれません。
予習については、重要用語や公式を教科書の記述を参考に自分の言葉でまとめてみましょう。既習内容とのつながりや間違いやすいと思うところなどを盛り込むと自分の学びが理解しやすいノートになります。
焦りや不安があると思いますが、一つずつ着実に進めましょう。
一時休校期間中の自習の進め方についてアドバイスをします。
今回は、新小学5、6年生や新中学1年生から、学習の始まる英語についてアドバイスをします。
まず最初に、アルファベットの大文字・小文字を区別し、正しく書けるように練習しましょう。英語用の4線ノートに教科書を見ながら丁寧にアルファベットを書いていきましょう。大文字を覚えてから小文字を対応させていくと混乱しにくいと思います。4線のうちどの線の間に書くのかも重要なので、文字の形と合わせて覚えてください。
アルファベットが正しく書けるようになったら、単語の練習をしてみましょう。
書く練習をする前に発音を確認し、発音しながら書き取りを行うと「聞く・話す」力につながります。
最後に、文法の練習は、教科書の文を書き写して練習しましょう。文頭の大文字や文末のピリオドに気を付けながら書きましょう。
書いたら必ず日本語に直してみましょう。英語と日本語との言葉の順番に注目してみましょう。
気分転換にビートルズやカーペンターズなどの英語の歌を聴くのもよいかもしれません。
一時休校期間中の自習の進め方についてアドバイスをします。
今回は、専門用語が多く問題の解きづらい理科についてアドバイスをします。
まずは、重要用語を覚えましょう。理科は、「物理」「化学」「生物」「地学」の4領域に分けることができるので、特に高校受験生は、学年ごとに復習していくのではなく、各領域ごとに整理しながら復習をしていきましょう。
また、教科書や資料集などの図や写真を見ながら覚えると捉えやすくなります。
問題を解くときには、必ず理屈を考えましょう。解説などをしっかりと読みどのような原理・原則によりそうなったのか、考えられるようにしましょう。
また、問題文の記述により、解答が全く別のものになることがあるので、一つの問題にじっくり取り組んでください。
最後に、「NHK for school」などの実験映像を結果を予想しながら見たり、日常で出会う現象の原因を考えてみたりしてください。
自分が勉強したことが、身近に感じられて楽しくなると思います。